ラウンジ
中原雄一( 15/07/01 Wed 0:45 更新)

エクササイズを長続きさせるために

ICOでもあらゆる箇所で述べられていることですが、エクササイズ(運動)を実施することは、健康を守る上で重要であると考えられています。

私たちがエクササイズに期待する効果というのは、「与えられた条件(運動の負荷)に対して、体が次第に順応していくこと」、つまり「適応」の結果現れるもの。逆に、エクササイズをやめると、私たちの体は運動刺激の少ない状態にも適応するのです。

したがって、私たちがエクササイズで得られた効果を増進したり、維持したりするためには、定期的なエクササイズを段階的に、長期に渡って続けていなければならないことになります。

ところが、フィットネスクラブの会員の方々のプログラム継続率を見る限り、それは決して「簡単なことではない」ようですね。ご自分にあったフィットネスプログラムを見つけて、マイペースでエクササイズを継続されている人はわずか一握りであり、かなり多くの方がクラブを上手に使いこなせないままにお辞めになります。

せっかくやる気になられて、フィットネスクラブにお入りになったのに、その大事な気持ちを大切にできなかったという点で、フィットネスインストラクターの責任を感じます。しかし、エクササイズを楽しく、マイペースで継続するためには、参加者ご自身の「やる気のコントロール」というのもとても大切な要素なのです。ここでは簡単にいくつかのアイデアをまとめてみましょう。

 

1.よいパートナーと一緒にエクササイズする

partner.jpg (16047 バイト)

競技スポーツの世界では、「競争相手(ライバル)」というものが自分を高める上で非常に刺激になる存在となります。

しかし、自分自身に合わせたフィットネスプログラムを実施するという意味では、ライバルを作るということは決していいことばかりではありません。

確かに、お互いの存在が励みになるということはあるでしょうが、反面、私の経験では、どちらかが「あきらめムード」になったり、「コンプレックス」を感じてしまうような問題もありました。

実際、フィットネスプログラム指導の鉄則として

「競争はタブー」

とされています。

私はフィットネスプログラムにおいてはライバルよりも「お友達=よいパートナー」を見つけることが、運動を継続する上でとても役立つと感じています。

例えば、私の場合、トレーニングにおいてもベストパートナーは、家内でしたよ。お互いに励みになったと思います。

あまり焦らないで「のんびりとマイペースで」エクササイズを続けているような集まりが、結局長く、楽しく続けられているように思います。

 

2.適切な目標を立てる

ある程度長く続けられている人の何人かが「特に目標なんかないよ。ここに来てみんなと遊ぶ?ことがボクの楽しみサ」とおっしゃっていました。

おそらくこの方々はすでに「エクササイズ」そのものを「生活習慣」の一つとして採り入れることに成功した方々だと思います。

とはいえ、結構夏になったりすると、何かに向かって一心不乱にトレーニングに励むようになる人も多いのですが…。

初心者の多くに見られがちなのは、やる気がある人ほど、高過ぎる目標を設定する傾向にあるということです。結果、その目標をなかなか達成できないため、挫折してしまうということに。

やる気を少し抑えるくらいの気持ちで、確実に達成できるレベルの目標から立てていくのが結局は早道のようですよ。

 

3.数字に出す

定期的なエクササイズが、あなたの体にどのような影響を与えるのか知るために、トレーニング日記をつけたり、メディカルチェックの記録を保管したりすることは、継続の意志を高めるのにとても役立ちます。

3カ月前に比べて、胸囲が増えていたり、筋力が増加していると、努力が実ったことが理解できとてもうれしいものです。できれば、トレーニング日記をつけ、2-3カ月に一度、形態測定や体力測定を行ってみましょう。

もちろん、さまざまな測定をこまめに行うのもよいのですが、1日あたりの変化は大きくないために、逆に継続への意志を弱めることも。

4.一定の成果を上げる

適切な方法をとった結果、一定の成果をあげていくことは、モチベーションを維持するために非常に重要です。いくらやってもなにも成果を感じられない、というのではやる気も失われて当然でしょう。

2.でもあげたように、高すぎる目標ではなく、現実的な目標を設定することが大切だということが、このことからも明らかです。

 

5. その他

エクササイズを継続する工夫については、これからもときどき、情報を追加していきたいと思います。

できれば、すでにエクササイズプログラムにチャレンジされているみなさまにも、お手伝いいただければありがたいです。「こんな方法もあるよ」という方はぜひ、まで。このコーナーに掲載させていただきたいと考えています。

▲ Top